信じ難いバカの話

麻生太郎副総理が「高齢者問題で、高齢者が悪いという人もいるが、子供を産まない方が悪い」という発言をし、問題になった。本人による弁明・謝罪会見に加え、幹事長だかも(わすれた)「麻生くんは「てにをは」をよく間違える」と弁護。確かに本人による謝罪会見でも「(時間が少なかったので詳しく説明する)手が抜けてしまった」と言っていた。もちろん正しくは「手を抜いてしまった」だ。「未曾有」を「みぞうゆう」と読んだことも併せて、彼の日本語能力は未だに小学生くらいと見積もって良いだろう。
国際会議か何かで「英語が達者だとされる」麻生の英語スピーチを見たことがある。コチラはドリフのコントでいかりや長介がふざけて極端なカタカナ英語をしゃべっているようにしか見えない大爆笑ものだった。おそらく、英語スピーチを書いた人が全てカタカナにした原稿を読んでいただけで、麻生は自分で自分が何を言っているのかも理解していなかったであろう。聞いている方も、おそらく誰ひとりとして彼の英語を聴きとれた人はいなかっただろう。
 
 
私の職場では、多くの派遣社員さんに来てもらっている。すごく仕事の出来る人はかなり少ない。割合で言うと1割程度。まあまあ出来る「普通の人」が残りの4割。間違いが多かったり、遅刻が多かったり、変につっかかてきて騒ぎ出したりする「比較的使えない人」が5割くらい。そんな中で、ごく稀に「びっくりするほど何も出来ない人」というのが出てくる。ミスが多い。遅刻が多い。それに加えて、とにかく清々しいほど何も出来ない。
「そういうものかと思って」エントリーシートでは使ったことの無いソフトが使えることになっている。
言ったことを忘れる。メモしたことも忘れる。作業自体も忘れる。「これお願い」と書類を渡した瞬間に、特に他に何もしていないのに、その書類と依頼そのものを完全に忘れてボーっとしている。
大事なデータを高確率で消去する。「もうゴミ箱をカラにしないでね」と念を押した次の瞬間にゴミ箱をカラにする。
失敗の報告書を書かせると小学生の反省文のような「ごめんなさい」を連呼した代物が上がってくる。書き直せとつっかえすとヘラヘラ笑いながら「どう書いたらいいんですかね?」と言うので、過去の報告書を見せてやると「このデータもらえませんか?」とコピペする気を隠そうともしない申請をしてくる。
などなどなど。とにかく仕事をさせている間、すべての言動を注視しなくてはならなくなり、忙しくても仕事を振ることは出来なくなり、試用期間が終了すると同時に契約は解除させていただくこととなる

 
麻生からは、彼らと同じ臭いがぷんぷんする。そして、安倍晋三総理大臣からも同じ臭いがする。追及されるとキレて声を荒立てて癇癪を起こす。その様子はおしめが濡れている不快感も空腹も背中が蒸れて暑いのも、とにかく泣いて騒いで待ってるだけの赤ちゃんを思わせる。麻生と安倍が並んで話をしている光景を見ていると『ミスター・ダマー』のジム・キャリージェフ・ダニエルズのように見える。おそらく2人の会話は「今日からおしめを卒業してトレーニング・パンツになった。」とか「レゴブロックは赤色がおいしい。」といった話題であろう。
 
 
今の世の中。金持ちがさらに大金持ちになれる税制や制度が執行され、貧乏人はより貧乏になり、学を得る機会を失い、そのまま自民党のシンパとなっている。これは、もの凄いシステムだと思う。人間性を一切欠いた、恐ろしく、凄まじく高い完成度のシステムだ。そんな凄まじいシステムを、麻生とか安倍といった、未だにツツジの花を見るとちぎって蜜を吸っているようなバカが考えつけるハズが無い。
 
 
続きはまたいつか。